9月17日、介護福祉士実習指導者養成講座の2日目を開催しました。
「介護過程の理論と指導方法」に関する講義と、「実習生への指導内容について考える」演習を中心に学びを深めました。

午前中の講義では、介護計画を作成する際の一連の思考過程を改めて整理しました。アセスメントから課題分析、計画立案、実践、評価に至る流れを確認し、「実習生にどのように理解させ、実践へと結びつけるか」という観点から解説しました。単に流れを覚えるのではなく、指導者として「どの場面で関わるべきか」「どう伝えると実習生に気づきが生まれるか」を意識することが重要であると強調しました。
午後は、実習生が実際に作成した計画書の事例を用いた演習を行いました。まず個人で考えをまとめ、その後グループワークを通じて意見交換。最後にはグループごとの発表を行い、多様な指導方法や視点を共有しました。参加者からは「自分では気づけなかった指導の工夫を知ることができた」「他の人の発想を聞くことで、自分の指導スタイルの幅が広がった」といった感想が寄せられました。

ここで講師からも印象的なコメントがありました。
「実習生を指導する時には、つい自分の経験や答えを伝えたくなります。しかし、大切なのは“教える”ことだけではなく、実習生自身に考えさせ、気づきを得させるプロセスを支援することです。実習生がつまずいた時こそ、指導者の関わり方が問われます。目の前の学生を“できるようにする”ために、どのタイミングで介入し、どのように声をかけるかを常に意識してほしいと思います。」
今回の演習を通じて、受講生は「実習生の立場に立つ」「指導の介入ポイントを見極める」という指導者としての姿勢を改めて確認できたようです。
次回以降も、講義と演習を重ねながら、より実践的な指導力を身につけていただけるよう進めてまいります。

