2025年8月20日 介護福祉士基本研修の4日目が開催されました。
- 基本研修最終日
- 演習・発表「介護過程における事例検討」
- 修了証の授与

最終回のテーマは「介護過程の展開と実際②」。冒頭では研修目標の確認とこれまでの学びの振り返りを行い、その後「自宅で生活するCさん」の事例を用いて学習を深めました。午前中は講師が持参した資料をもとに、介護認定の流れや認知症についての理解を整理しながら、事例の情報を個人で分析・アセスメントしました。受講者一人ひとりがCさんの生活背景や心身の状態に向き合い、課題をどのように捉えるかを考える時間となりました。


午後は午前中の個人ワークを踏まえ、グループで意見を出し合いながら課題解決に向けた検討を行いました。異なる視点を持ち寄ることで理解が広がり、個別援助計画の作成と発表では活発な意見交換が見られました。最終回を迎え、皆さまに修了証が授与され、学びを積み重ねてきた努力が形となりました。受講生の皆さま、本当にお疲れさまでした。

今回の基本研修はこれで一区切りですが、次回は埼玉県北部エリアにて、2月に開催を予定しています。地域の介護人材育成をさらに推進できるよう、今後も取り組んでまいります。
また、介護過程は介護福祉士としての専門性を根幹から支える極めて重要な領域です。特に、実務経験ルートで資格を取得された方や、平成24年以前に介護福祉士養成課程を修了された方にとっては、体系的に介護過程を学ぶ機会が十分でなかったケースも少なくありません。基本研修は、そうした背景を持つ方々にとっても介護過程の意義や目的を改めて確認し、「根拠に基づいた介護」や「チームによる支援の構築」といった現場で求められる視点を再認識できる貴重な機会となっています。経験と知識をつなぎ直すことで、より質の高い介護実践への足がかりとなることが期待されます。
埼玉県介護福祉士会 研修委員会

